昨日から今日の未明までに降った雨は厳原で約36㎜(アメダスの集計)ほどです。庭の植物たちも元気を取り戻したように感じます。まだまだ水不足の解消には程遠いようで、節水に心がけようと思っています。
今日はI子が明日厳原幼稚園の茶道教室があるので準備等いろいろと忙しかったので、手伝い等したわけではありませんが私も家で一日過ごしました。
今夜は友人たちが来てお茶を楽しむようです。
今日の茶室の床
軸は洗心(ハンカチをI子が表装、I子手作りの傘花入にアジサイが活けてあります。
季節の花入れもいいものです。
古伊万里と思われる弁当重(?)です。漆塗りの箱に入っています。明治頃のものと思われますが、よくわかりません。
引盃です。
10個組で、季節の植物が描かれています。古箱の蓋裏には購入した天保15年4月(1844年)と書かれています。
高台部分がいまの盃台には合わないため使いづらいのですが、何とか工夫して使ってほしいと思っています。痛みもほとんどなく少し前につくられたかのようにきれいです。当時はプラスチックはなかったので、木をロクロでひいて薄く作り、漆を塗って仕上げています。当時の職人の技術力の高さには驚かされます。もちろん、いまの職人が作る器も素晴らしいです。
ここのところ手持ちの骨とう品をすぐ使えるように分類整理していますが、数が多いのでなかなか作業はすすみません。