植物関係の本、いろいろな研究者からいただいた文献・本の整理を続けています。その中でこれまで探し続けていたものがやっと見つかりました。ソバについて書かれた「植物と自然(昭和60年1月発行)」です。ソバが日本に渡ってきた来歴について書かれていたことを記憶していたので、どうしても探し出さなくてはと思っていました。この「植物と自然」はずっと購読しており、一か所にまとめて置いていたのですが、どうしてもソバについて書かれているものを探すことができなかったのです。
植物と自然
せっかくなので4ページ全部を貼り付けてみます。
波線をひきましたがソバは対馬を経由して日本に入ったのではなかろうかと述べてあります。この説は一研究者の推測だと思いますが、それはありかなと思っています。ソバが日本の地に入ってきた最初は対馬で、それが全国に広がったと考えるとワクワクします。対馬のソバも一時、品種改良されたものが導入されたこともありましたが、いまは対馬に昔から伝わるものが栽培されています。
今年もソバの種子が播かれ、11月には収穫、12月には新ソバを食べることができます。
私は子どもの頃、大みそかの日が一年でいちばん嫌いな日でした。それは年越しソバを食べさせられるからです。なんでこんなまずいものを大人は食べるのかと思っていましたが、いまは好物です。大人になったからでしょうか。
今日は午前中窯場で片づけ。午後は今月27日、小学生を対象とする草木染のための準備をOさんとしました。今回は木綿のシャツにダイズのタンパク質をつけるための作業です。呉汁をつくり、その中に染めるシャツを入れて揉むこと約5分。これを何回も繰り返しました。
明日、午前中は洲藻の木工作業場に行き、10月に行われる古代琴とクラシックギター演奏会の時使う行燈づくりの下準備をOさんと行います。