残暑お見舞い申し上げます。
今日は立秋。立秋にふさわしい植物はないかと近くを散策してみました。クリの実が少し大きくなっていましたので今日のメインはクリにしました。野生のクリです。対馬はクリも多く生えています。栽培されているクリも多いのですが、病害虫に弱く、木の寿命は短いようです。それにくらべると野生のクリは病害虫にも強く、大木になっているものを見ることがあります。栗の味も野生のものが水っぽくなくおいしいです。昔は運動会の時期によく出回っていたようで、見ながら食べていたことを思い出します。
我が家では毎年栗をたくさん手に入れ、生で全部皮をむき冷凍保存します。料理をするときに出して栗ごはんや栗餡、甘露煮にします。半年くらいはおいしさは変わらないようです。
しかし、1個1個むくのがたいへんで、栗の時期になると手伝いをさせられるのでいやになりますが、おいしいものを食べるためには仕方がないので我慢してむきます。
ハスノハカズラの花も咲いていました。葉の裏に花がかくれているためにほとんど見ることがない花です。ハスノハカズラはその名の通り、ハスの葉のような葉をもっているために名付けられたようです。
ハエドクソウは(蝿毒草)昔、その根を煮詰めた汁で蝿取り紙を作ったことから名付けられたそうです。先日、正ちゃんから「イノコズチの実によく似たものがついて白い花をつけているものがあるがあれは何ね」と聞かれた花です。
あと1枚はツシマギボウシの白花です。実生でたくさん増やしています。今朝庭で咲きました。
クリ
ハスノハカズラ
ハエドクソウ
ツシマギボウシ(白)