新年会で厳原まで行って来ました。朝の天気は良くなかったのですが、会場に着く頃には青空も見えてきました。新年会ではなつかしい方々との懇親ができて良かったです。
帰りに花を探したのですが、ヤブツバキが咲いているくらいでほかの花は見あたりませんでした。1月ですから見つからなくて当然なのですが、あたたかいためついつい何か咲いているのではないかと探してしまいます。
内山峠を下って内山に近づいたところでコシダが見えたので車を止めました。コシダはシダの仲間です。シダ植物は見てもほとんどわかりませんがコシダだけは子どもの頃からのなじみでよくわかります。コシダはウラジロと同じ仲間です。
コシダ (ウラジロ科)
内山まで来たらシイタケが無人野菜販売所にならんでいましたので今夜のおかずに買いました。この時期のシイタケは水分が少なく、ちょっと小ぶりですが、香りが強く歯ごたえもあっておいしいものです。特にシイタケのフライは最高です。
シイタケ
久しぶりに心にゆとりができたので庭を見て回ると、マンリョウが実をつけていました。普通、園芸的に選抜されたマンリョウは下にむかってたくさん実をつけているのですが、野生のものは枝の先につけているものが多いようです。
マンリョウ (ヤブコウジ科) 実生3年生
I子作の篆刻からひとつ
把手共行 (手を把って、共に行く)
これは読みの通り、世界の国々同志も、各家庭同志も、人間同志も平等に差別なくすすむという意味です。禅語集の中にあったことばで、世の中このようにありたいものだという願いをこめてほったものです。