窯をあけると時々エッ!と思うものがでてくるときがあります。人が見ると何だ焼け損ないじゃないかと思うものかもしれません。焚き方、釉薬も同じですからかわったものが出てくるということはほとんどないのです。ところが何度も焚いていると、必ずといってよいほどかわったものが出てくる場所があるのです。私の窯では二段目の真ん中くらいです。
前回やいたときも一つ出てきました。もちろんねらって置いたものです。
窯変碗
窯変碗 内側
外側も内側も刷毛目を入れています。
残念なことに少し割れていましたので金継ぎをしました。これも見所のひとつになりました。まだ、使っていませんので近いうちにお茶でも点ててもらいましょう。
午前中は高台削り、象嵌作業、削りで終わってしまいました。ロクロを回そうと思っていたのですが、疲れたので帰宅。日があたる縁側で出来上がっている碗を選別して今日は終わりです。
今日は七草。I子が実家から粕汁とぜんざいももらってきていますのであわせていただきます。
明日も窯場に行く予定です。