庭を見ていて平成6年に種子を播いたオウゴンオニユリが開花しているのを見つけました。
交配オウゴンオニユリ
このユリを作ったのには大きなわけがあります。自然で見つかったオウゴンオニユリは、ムカゴで増え続けるといっても生き物ですからいつかは寿命がつきると思われます。上対馬町泉のオウゴンオニユリは発見されて約50年経ちます。いつ寿命が尽きるとも限りません。そこで新しいオウゴンオニユリを作る必要があったのです。そこで、50年前に発見されていたオウゴンオニユリと、自生地の赤色オニユリを交配して赤色オニユリを作りました。その開花した花から花粉をとってまた、オウゴンオニユリにかけるという戻し交配を行ったのが平成6年でした。その新しいオウゴンオニユリが開花していたのです。(ムカゴで増えたオウゴンオニユリは自家受粉しません)自生地のオウゴンオニユリは絶えてしまいました。この出来たオウゴンオニユリを活用するときが来たようです。
今日はI子が福岡にいくので早朝港まで送っていきました。用事も済ませたということで、午後7時着くらいのジェットフォイルで帰ってきます。
午前中はロクロをまわしたり、昼から来られる方のために菓子器のキット作りをしました。午後はみなさんこられ、ウチワ型の菓子器を作っていかれました。
明日は午前中あるテレビ局の取材につきあい、午後は家でゆっくりしようと思っています。