長崎生物多様性フォーラムに行ってきました。約1時間という短い時間の中で、4名がそれぞれの立場で話をするのですからコーディネーターの先生も進行が難しかったのではないかと思います。みなさんご苦労様でした。
会場にはたくさんの方が来ておられましたのでびっくりしました。自然に対する関心が高い人がたくさんいたことに驚くとともに心強く感じました。
人前で話すことの難しさを痛感した一日でもありました。
今日の茶室の花と軸です。
花はスイセン、花器は玖須朋弘作の瓢形、軸は小林太玄の「直心是道場(じきしんこれどうじょう)」です。軸に描かれている意味は以下の通りです。
「直心」という語には、真っすぐな心、素直な心、あるいは直接という意味で、真実にぴったりと合った心など、いろんな意味が含まれている。しかし、そういう「直心」を身につけることは、決して容易ではない。直心を保つことは、自分を鍛える「道場」にほかならない。……われわれはもう一度、自己の殻を破って無我の心境を開き、周りの世界をその中に包み込むような温かみのある人間関係と、自然に対しても近世以来の人間中心の傲慢を捨てて、大自然に抱かれつつ生きるような、生き方を回復しなければならない。
難しいですね。
明日は窯場でロクロを回すつもりです。