今日も窯場で作業してきました。毎日作り続けていますので、どんどん出来ています。
毎朝行ってすぐする作業は、高台削りで出てきた廃粘土の再生です。削った粘土も水を加え柔らかくしてまとめ、水分を適度にぬくと使えるようになります。面倒なのですが必ず行います。
次は土練りです。菊練りで約150回ほど粘土をもみます。その後ロクロにのせて作り始めることになります。
朝早い時間はロクロ作業。集中力があるからです。だいたい毎日2時間くらい回しています。これで出来る器の数は大きいものと小さなものをあわせて約30~40個です。
午後は高台削りや象嵌作業をします。
今日は筒形の碗に象嵌をしました。
象嵌

高台削りをしたあと釘で模様をほり、白絵土を埋め込み削りとったところです。これでほぼ完成です。
白絵土ぬり

鳥のつもりですがわかりますか?。素焼きしたあと鉄絵でくちばし、羽の一部、足をかきこみ本焼きすると完成です。
象嵌も同じですが、時間がかかる作業です。
明日も窯場です。