相変わらず過去の写真から四人展用作品の選び出しをしています。ただ、写真のものが手元にあるのか人手に渡っているのか全く分からないので、ちょっと心配なところもあります。窯場に遊びに来た人にもらっていただいたものがたくさんあるからです。
今回探したのは立鶴茶碗と汲み出しです。
立鶴茶碗
私の窯焚きは基本的に還元焼成が多いのですが、窯の中の置き場所、その日の気象条件、焚きかたによって焼き上がりもかわってきます。窯をあけてみないと何が出てくるかわからないという面白さがあります。
この茶碗の場合左側が還元、右側が酸化焼成になっています。このように焼けているものをふつう、窯変片身替わり茶碗というようです。ねらってもなかなかできるものではありません。
この場合は左側が酸化、右側が還元焼成になっています。
立鶴汲み出し
左側が酸化、右側が還元焼成になっています。いずれのものも土は同じものです。
今日はスケートを夢中になってみていました。すごかったですね。