寒くなってくるとフユイチゴが赤く熟れます。腹いっぱい食べるだけの量、摘むことは出来ないのですが食べるとなつかしい味がします。子どもの頃の冬の味覚です。最近、食べる人はほとんどいないようです。それだけ食べ物が豊富だということなのでしょう。
フユイチゴ (バラ科)

午前中、仕事だったので、昼食後近くをI子と散策しました。まず目についたのがイタドリ。草丈が2m以上あります。このイタドリの枯れた茎は掛け花入れになります。枯れたものを1月頃採集し、適当な長さに切って、完全に乾燥させ「透うるし」(合成でよい)を外側に塗ります。直接水を入れて花をいれることはできませんが、何かプラスチックかガラスの容器を入れると味わいのある花入れに変身します。桐箱を作り「虎杖掛花入」と書けば完璧です。簡単にできますので挑戦されては?。虎杖はイタドリと読みます。草ですから1年で大きくなり枯れますので、採っても問題ありません。
イタドリ (タデ科)

ウドも種子がついていました。ウドは春の味覚です。対馬に多いのですが、最近、採集人口が増えたため、ずいぶん少なくなりました。みそ漬けはすごくおいしいと思います。
ウド (ウコギ科)

クリの葉が黄色く色づいていました。今年はずいぶん落葉するのが遅いです。旧暦ではまだ10月20日です。それで自然現象は遅れているのだと言う人もいます。
クリ (ブナ科)

銀花さんからさそわれていたので銀根のミカン畑に行ってみました。豆酘平ミカンの収穫期なのですがヒヨドリやメジロがたくさん・・・・。人が近くにいても平気でミカンをつっついています。
ミカン農家は大変です。明日、全部収穫して3月に出荷するそうです。コクのある味わい深いミカンです。C-NAさんのところにもいずれ届くでしょう。
ウンシュウミカン(ミカン科) 写っているのはI子と銀花さんのお父さん。