毎年8月18日はかんかん祭りです。対馬では豆酘だけで行われている祭りで、私も仕事の都合でこれまで見たことはなかったのですが、幸いにも今日は休みの日。はりきってビデオを準備していたのですが、午後から予定が入り、今日も途中までしか見ることは出来ませんでした。
かんかん祭りはかんかん照りのときに行われることから名付けられたとも言われていますが、別の意味もあるようです。
幸いI子が全部を記録していましたので写真はあります。
不思議なことに、ここ豆酘では関係者のみが祭りを執り行い、他の住民の参加はまったくありません。見ている人もいないのです。赤米神事のときもそうですが、関係者以外は報道の方々と、私たち夫婦だけでした。
かんかん祭り I子撮影
まず、白と赤の布、木と竹を使って船が作られます。
船が完成し、お経が唱えられました。般若心経です。神社の宮司さんが般若心経を唱えられたのでびっくりしました。
かんかん祭りの始まりです。お堂と神社の入り口とを3往復します。
海に着いて船が浮かべられます。
一度海に浮かべられた船は海岸にある小松崎神社に奉納されます。
船は1年間このままです。
今回は少しだけでも見ることができたので良かったです。不思議なお祭りでした。